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Hitachi

詳細数値計算機能

大気拡散シミュレーションシステム「かくさんすけっと」

機能詳細

計算機能

地形の影響や気象の空間的、時間的変化を考慮した詳細なシミュレーションをします。
従来の手法より高度な手法を用いて環境アセスメント報告書の付加価値を高めることができます。
計算ソルバーには(独)日本原子力研究開発機構で開発、検証された数値計算モデルによる詳細数値計算手法を使います。
従来は、スーパーコンピューターを使っていた高精度拡散計算処理をランダムウォーク法+KDE法によってパソコンで高速に処理します。
標高データを使って、地形の影響を考慮した風の流れを三次元で計算します(国土地理院発行数値地図250mメッシュ標高、50mメッシュ標高が必要です)。
大気汚染物質が広がっていく様子を時間を追ってシミュレーションで見ることができます。

地図・地形図との合成

地図上で道路条件などのデータ入力が簡単にできます(国土地理院発行数値地図200000、50000(地図画像)、国土地理院発行数値地図25000(旧フォーマット)(地図画像)が必要です)。

計算モデルの概要

通常の環境アセスメントモデル(平坦地形)の解析結果表示例と
詳細数値計算モデル(地形考慮)解析結果表示例の比較
(国土地理院数値地図200000を使用)

詳細数値計算モデル解析結果3次元表示例
※50mメッシュ標高を使用

3次元等濃度面図イメージ例
(MP4形式、164kバイト)

3次元等風速ベクトル図イメージ例
(MP4形式、882kバイト)

3次元粒子分布図イメージ例
(MP4形式、639kバイト)

適用例

  • 工場・事業所における大気汚染物質拡散状況の詳細な検討
  • 詳細なシミュレーションを利用した環境アセスメント報告書の付加価値向上