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Hitachi

長期平均濃度計算機能

大気拡散シミュレーションシステム「かくさんすけっと」

機能詳細

計算機能

工場・事業所の大気環境アセスメント解析(煙突排ガスによる影響)に使用する年平均濃度を計算します。「年間98%値」への変換、NO2(二酸化窒素)変換モデル、バックグラウンド濃度考慮機能など、各種解析条件に対応しています。
また、プルームモデルにおいて、標高データを使ってプルーム軸の高さを補正し、地形影響を考慮した計算も簡単にできます(国土地理院発行数値地図250mメッシュ標高、50mメッシュ標高が必要です)。
計算式およびパラメーターは自動設定します。また、ユーザーによって変更も可能です。

各種マニュアルに準拠

各種環境アセスメント関連マニュアルに準じたシミュレーションをします。

  • 窒素酸化物総量規制マニュアル[新版]
    (公害研究対策センター窒素酸化物検討委員会編集、公害研究対策センター、2000)
  • ごみ焼却施設環境アセスメントマニュアル
    (厚生労働省生活衛生局水道環境部環境整備課監修、(社)全国都市清掃会議、1986)
  • 浮遊粒子状物質汚染予測マニュアル
    (環境省大気保全局大気規制課監修、(株)数理計画編、東洋館出版社、1997)
  • 廃棄物処理施設生活環境影響調査指針の解説
    (厚生労働省水道環境部廃棄物法制研究会監修、(株)ぎょうせい1998)

地図・地形図との合成

地図上で排出源などのデータ入力が簡単にできます(国土地理院発行数値地図200000、50000(地図画像)、国土地理院発行数値地図25000(旧フォーマット)(地図画像)が必要です)。

気象データ例(年間風配図)


データ入力イメージ例


地図上でのデータ入力イメージ例
(国土地理院数値地図25000(旧フォーマット)を使用)

地図上での結果表示イメージ例
(国土地理院数値地図200000を使用)

適用例

  • 工場、発電所、ごみ焼却施設などの大気環境アセスメント
    (煙突排ガスによる大気質予測の年平均濃度予測)
  • 生活環境影響調査において実施する大気環境アセスメント