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Hitachi

タクシーショットガンシステム

RFID応用ソリューション:車両管理

タクシーショットガンシステム

タクシープール待機車両の円滑な運行管理を実現

駅や繁華街にタクシー車両が集中し、局地的に渋滞や騒音等の環境問題を引き起こしている場合や、空車走行によるCO2の排出は、地球温暖化の観点で重要課題であり、(1)駅前ターミナル清浄化(2)周辺道路の渋滞緩和(3)タクシー不法駐車や過剰滞留抑止対策が必要との共通認識となっています。
これを解決するのが、タクシーに小型タグを携帯させる「タクシーショットガンシステム」です。
本システムは、タクシー乗場の車両状況を把握し、リアルタイムに待機プールの運転手に待機車両情報を提供することによって、タクシーターミナルを円滑に効率的に待機運行管理することができます。
タクシー乗場の会社別利用状況を自動的に記録・蓄積できるので、利用実績に応じた課金分担が可能です。

特長

かざす行為が不要なハンズフリーながら、複数車両同時の認証が可能な機能*1も搭載。高信頼でスムーズな運用とセキュアな車両管理を実現します。

*1
約10台ほどの認証が可能ですが、電波を使用しているため、使用環境によって本来の性能を発揮しない場合があります。

複数車線での同時認証

複数車線・複数車両の同時認証も通過方向検知も可能な、通信技術を採用。ICカードでは実現できない高セキュリティの確保で、タグ不携帯車両の入場の抑止はもちろん、タグ携帯車両の入退場履歴取得などの管理もリアルタイムで実現します。

バーチャルゲートの採用

タグは、道路下に設置したアンテナで、電波を受信して感知。普段は目に触れることがないバーチャルゲートですので、そこにゲートがあることをお客様に意識させません。

タグへの3Dアンテナ内蔵

独自機能の3Dアンテナ内蔵による無指向性通信のタグを採用。車内でも安定して認証します*2ので、装置にかざすなどの行為は不要です。

*2
タグを金属製のケースに収納したり、金属製のものに接触した状態では、うまく認証できない場合があります。タグはサンバイザーに取り付けるなど、あらかじめ指定された場所に装着してください。

システム構成例

各ソリューションを組み合わせることで、駅前ターミナルのタクシーターミナル待機車両管理が確立できます。

[解説図]システム構成例