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Hitachi

地球温暖化の防止

当社は、エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)における特定事業者に指定されており、定期的なエネルギー使用量の報告のほか、判断基準の遵守、中長期的にみて年平均1%以上のエネルギー消費原単位*1の削減努力義務などが課せられています。

2017年度のエネルギー使用量は、前年度とほぼ同等の数値となりましたが、工場等の生産量の増加に伴い生産効率が向上し、エネルギー消費原単位は前年度に比べ約93%と低減しました。この結果によって、2013年度からの5年間の平均変化率*2は95.5%となり、削減努力義務である年平均1%以上の低減を達成しています。

また、2017年度下期には、当社のオフィスの執務室の蛍光灯と工場のHIDランプ*3等を対象に、全社規模のLED化更新工事を実施しました。(更新実績…蛍光灯:9,063台、HIDランプ等:4,339灯)
このLED化による効果は、年間で約4,500MWh/年の電気使用量の削減を見込んでおり、これは一般家庭約900世帯分*4の年間の電気使用量に相当します。

今後も各種省エネ施策の積み上げ・実行により、エネルギーのさらなる効率的な利用、地球温暖化の防止に努めていきます。


当社のエネルギー使用量(原油換算値)の推移

エネルギー消費原単位対前年度比の推移(分母:生産重量および作業時間)
年度 2014 2015 2016 2017 平均
エネルギー原単位対前年度比(%) 88.8% 97.7% 103.0% 93.0% 95.5%


オフィスのLED照明


工場のLED照明

*1
「エネルギー使用量」を「生産数量または建物延床面積その他エネルギー使用量と密接な関係をもつ値」で除したものでエネルギー管理の指標
*2
エネルギー消費原単位対前年比の相乗平均
*3
High-Intensity Discharge lamp(高輝度放電ランプ)
*4
一般家庭の年間の平均電気使用量を5.0MWh/年で試算