当社では、火力発電所や原子力発電所などの電力プラントにおける現地フィールドサービス支援業務をご提供しています。
国内外の電力プラントにおいて、発電機器の定期検査の指導やアドバイスを行うエンジニアの派遣、定期検査後の試運転対応や、試運転に伴う特殊計測作業など、電力プラントの保全に係わる保守サービスをご提供いたします。
事業用および産業用の蒸気タービン、ガスタービンの分解/組立、また主要弁ほか関連補機などの分解/組立の指導やアドバイスを行うエンジニアを派遣いたします。
タービンの構造、分解/組立の要領の知識や過去事例の豊富な経験・知見を活かして業務を遂行するとともに、マネジメント能力を駆使して定期検査期間中の現地窓口として顧客⇔現地⇔工場間の調整と連携を図り、人・物・情報を総合的に管理いたします。
ガスタービン分解の様子
ガスタービンケーシング組立の様子
電力プラントのタービンほか 関連するプラント機器が正常稼働することを確認し、プラント設備の健全性、安定した運用性を評価いたします。
定期検査後や設備の設置後にプラント機器類の動作確認および調整を行い、ユニット起動後は、各種データを採取して機器の健全性を確認いたします。
また、回転体の振動/位相計測、ガスタービン燃焼器の燃焼振動測定などにも対応しており、プラントの安定運転に向けた調整も行っています。
そのほか プラント設備の安全、安定運転確保のための各種計測についてもご相談に応じて対応いたします。
現地の業務を遠隔地からサポートする目的で、IoTツールおよび通信システムを導入しています。
本通信システムと、ウェアラブルデバイスやスマートデバイスなどのハードウェアを組み合わせることによって、現地⇔工場をリアルタイムで映像と音声で繋げることが可能となります。これによって、現場業務を円滑に遂行できるようなサポート体制を展開しています。
ウェアラブルデバイスを装着した様子