風力発電から計画設計へと興味が変化
当社を選んだ理由
大学では電気や力学に関する分野も含め、機械系の知識を広く学びました。発電関係の仕事、なかでも地球環境の保全に役立つなど高い将来性を持つ風力発電に興味を持っていたため、この分野で実績を誇る当社を志望。説明会や研修を経て、発電設備の保守という仕事を知り、設備を実際につくるのではなく、作業計画をたてる仕事もおもしろそうだと感じて現在のガスタービンに関わる部署を希望しました。自分が司令塔となって多くの人を動かし、ひとつのプラントの保守計画を組み立てて実行していくことに、やりがいを感じています。
ガスタービン自家発電設備の保守を担当
仕事内容
自動車業界などの大規模工場で利用されているガスタービン自家発電設備の保守を担当しています。長期にわたって安定した稼働が求められる設備のため、規模や仕様に応じて3年、6年、20年と長期的な保守計画を策定。基本的に年1回のサイクルで実施する定期点検の内容を検討および決定し、作業仕様書や計画書の作成、業者や資材の手配、お客さまとの調整などを行います。現場作業が滞りなく進むよう、何時にどこで何をするという作業詳細を確実に伝えることを心がけています。メールだけでなく必ず電話で直接話し、伝え漏れや認識の相違を防ぐことが大切です。
ひとつひとつ丁寧に、納得できる仕事を
仕事から学んだこと、やりがい
メンテナンス費用をできるだけ平準化させる計画策定の工夫や、費用計算など、金額の管理も重要な役目です。日々の業務に追われて雑な計算書を出してしまったとき、以前同様の作業をしたときの金額との整合性がとれていないと指摘されて猛烈に反省しました。この仕事は「製品を納めて終わり」ではなく、保守や設備更新などニーズに応えた提案を続けて長くお付き合いしていく仕事です。また、ガスタービンだけでなくプラント全体への理解や知識も要求されます。ひとつひとつの作業を丁寧に行い、自分自身が納得できる仕事ができたときに大きな達成感があります。