上下水道施設の監視制御設備のシステム設計を担当
仕事内容
社会インフラである上下水道施設における監視制御設備のシステム設計を行っています。上下水道施設は取水した水をきれいにして消毒、殺菌処理して飲料水にするほか、雨水などをきれいにして海や川に放流するなどの機能を持つ施設です。その上下水道施設で使われるさまざまな機材や装置を自動制御したり、集中監視したりするためのシステム設計を手がけており、図面の作成だけでなく、工事全体の作業に関連する部署との取りまとめや工程の調整など幅広い業務を行っています。
仕組みを理解し、仕事がさらにおもしろく
仕事から学んだこと、やりがい
初めて監視制御システムの設計を担当し、自分が携わっている下水道施設を見学したときは深い感慨を覚えました。また、自分が作成した図面が形になっていく経験を重ねるにつれ、生活の基盤となる仕事に携わっているという実感を得ることができ、大きなやりがいを感じることができます。以前は言われたとおりに設計するだけでしたが、なぜそれが必要なのかを考えるようになったことで、設計への興味が深まり、仕事への意欲も高まっています。
新たな技術を取り入れ、より良い設計を
これからの目標、チャレンジ
技術の進化に合わせ、システムも変化していきます。また、施設によって装置や部品の仕様は異なり、たとえば扉のハンドルも平ハンドルや取っ手式、塗装の有無などお客さまの要望や現場の状況に応じてさまざまな仕様を決定する必要があります。これらの変化や要望に柔軟に対応し、これまでの標準仕様にとらわれない設計をすることが目標。パソコンの機能を活用したり、ICT※1を駆使した広域ネットワークを構築したり、新しい技術を取り入れて、時代に即した設計を行っていきたいと考えています。