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Hitachi

導入提案~保守サービス

豊富な実績と経験をもとに、ガスコージェネレーションシステムと非常用・防災用自家発電装置、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)対応ピークカットディーゼル発電装置の導入計画の初期段階からお手伝いします。導入時に必要な基本的な説明から、導入時の効果、建物の規模に適したシステムなどについて検討し、提案から施工・試運転・保守サービスまでをワンストップでご提供いたします。

設備導入時の提案・サポート

お客さまのご要望や各種データから、さまざまな解決方法をご提案いたします。それぞれのシステムや機器のご説明から始まり、最適機種・台数・設置方法や排熱の有効利用など、実績や予想データからシミュレーションを行い、現地調査などを活用して、最適システムをご提案いたします。また、非常用・防災用自家発電装置の発電機容量計算を行い、最適機種選定のお手伝いもいたします。すでに発電設備をお持ちのお客さまについても、最新機種への更新検討などのお手伝いをさせていただきます。

据え付け、現地施工、試運転

当社は、これまで事業用発電プラントに関するエンジニアリングに深く携わってきました。その経験によって培ったノウハウを活用し、設備の詳細設計・機器納入・現地での工事や試運転までを、ワンストップでご提供いたします。

保守・メンテナンス

ガスコージェネレーションシステム

これまで培ってきた運転・保守技術とICT分野の新技術を適用し、システムの保守管理業務をご提供いたします。例えば、ガスコージェネレーションシステムについては、お客さまからの厚い信頼をもとに、160台*1以上の保守契約を継続しています。メンテナンスにあたっては、豊富な部品を在庫し、システム管理を行うことで、迅速な対応を実現しています。また、遠隔監視・支援センタで発電設備の障害情報を自動受信することができ、ダウンタイムの短縮が可能になります*2。さらに、予兆診断ソリューションを活用することで、事後保全から予防保全へとサービスを進化させます。

*1
2019年時点
*2
遠隔監視のご利用には、インターネット光回線の接続が必要です。

納入実績:298台(241MW)、保守:163台(165MW)(2019年時点)


遠隔監視・支援センタ

非常用・防災用自家発電装置

自然災害などの停電に備えた非常用発電設備の性能維持を支援する「非常用発電設備包括保守サービス」を提供しています。
本サービスは、非常用発電設備を遠隔運転して稼働状態を定期的にモニタリングするほか、点検記録データの解析によって、故障や不具合の発生兆候を診断*1して迅速な予防保全につなげることで、設備の健全性を維持します。 また、故障や不具合の発生を確認した際の駆けつけサービスに加え、定期点検*2、点検計画立案、法定届出書類作成などの保全管理業務を当社が代行することで、設備管理に関するお客さまの負担を軽減します。 本サービスによって、停電発生時に非常用発電設備を正常起動させ、確実な電源確保をサポートし、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)対策やライフラインの維持に貢献します。

*1
特許取得済み:特許第6722339号
*2
半年に1回の法定点検とメーカー推奨点検の総称

主なメニュー

提供サービス 内容 ベーシックコース 駆けつけコース 安心コース おまかせコース
契約期間:6年
遠隔運転(1回/月) 非常用発電設備に通信装置を設置。当社からの遠隔運転で、稼働状態のデータを定期的に取得します。
データ蓄積・解析 点検やメンテナンス、遠隔運転の記録を一元管理。蓄積したデータを解析し、故障や不具合の発生兆候を診断します。
保守計画の立案・実行 収集した稼働データから、適切な保守計画を立案。確実な実行も支援します。    
駆けつけ対応 不具合の予兆や万一の故障が発生した場合、サービスエンジニアが現地に駆けつけます。  
*1

*1

*1
定期点検 年2回の消防法定点検の実施と届出書類の作成支援に加え、当社による点検も行い、報告書を作成します。    
*2

推奨整備*3
点検報告書のデータ共有 取得したデータや法定点検の結果は、クラウド上で共有。設備管理負荷の軽減に貢献します。
*1
駆けつけ対応サービスは、契約期間中2回までとなります。
*2
油脂類や部品の交換は含みません。
*3
推奨整備は、2年ごとのオイル交換、フィルタ交換、6年目のエアフィルタ、バッテリ交換が含まれます。
  • サービスメニュー以外の交換部品や整備費用は含まれておりません。
  • すでに非常用発電設備をお持ちのお客さまへも、本サービスをご提供いたします。詳しくは、当社にお問い合わせください。

非常用発電設備包括保守サービス概略図

非常用発電設備包括保守サービス概略図

導入事例

ワクチンなどの医薬品保管倉庫への非常用・防災用自家発電装置の導入

 ~ ワクチンなどの保管トラブルの回避と点検担当者の負担を軽減 ~

保管トラブルの回避と点検担当者の負担を軽減

課題

ワクチンなどの医薬品を冷凍・冷蔵倉庫で保管時に、停電などによって冷凍・冷蔵倉庫内の温度が上昇し、廃棄するケースが多発。
解決策として、非常用・防災用自家発電装置を導入しても、保管倉庫が各地に点在しているため、非常用・防災用自家発電装置の定期運転や定期点検のための技術者の確保、担当者による巡回点検の負担が大きい。

解決

非常用・防災用自家発電装置の設置によって、長期間の停電発生時でも電源確保を実現し、ワクチンなどの保管品の廃棄トラブルを回避。また、非常用発電設備包括保守サービスを導入することで、遠隔運転で稼働状態のデータを定期的に取得するとともに、適切な保守計画の提供によって担当者の負担軽減を可能とします。万一の故障が発生した場合には、当社のサービスエンジニアが現地に駆け付け、設備の性能維持と安定稼働に貢献します。*

* 駆けつけ対応サービスは契約期間中、2回までとなります。

適用先

医薬品を保管する冷凍・冷蔵倉庫