巨大な風力発電設備が好奇心を刺激した
当社を選んだ理由
私が当社に興味を持ったきっかけは、学生時代に日立市の海岸沿いをドライブしていて大沼工場の風力発電設備を目の当たりにしたことです。この大きな設備の設計やメンテナンスに携わってみたい、そう感じて入社しました。当社では研修で各部署のことを学んだあと、改めて配属の希望を聞いてくれます。部品の強度を解析する応力解析や変電設備の品質保証など、さまざまな事業を手がける当社には、風力発電設備以外にも興味をひかれる仕事がたくさんありました。ですから、何をやりたいのかまだ分からないという人も、当社なら、きっとやりたいことが見つけられると思います。
実際の設備に触れることで理解が深まる
最初の配属先で学んだこと
1年目、2年目はおもに保守サービスを担当し、全国各地の風力発電設備のメンテナンスを行いました。大学で電気電子システム工学を専攻していたので、発電機や変圧器などの機器に関する知識はありましたが、機器に触れた経験はゼロ。メンテナンス業務を通じて、実際の機器に触れながら仕組みや構造を学ぶことができたので、理解を深めやすかったです。作業場がナセルカバーに覆われていない旧式の風力発電設備をメンテナンスした際、雪風に吹かれながら地上約36mの高所で作業したことは、忘れられない思い出です。
風力発電設備の建設に適した地点を探す仕事
仕事内容
風力発電設備そのものへの理解が深まったことで、建設地点を探す仕事に興味がわき、希望を出して現在の部署へ異動しました。品質保証業務や電気設備に関する設計業務を経て、現在は地点開発と風況解析、環境アセスメントに関わる業務を担当しています。建設地を決定するには、風の強さや向き、周囲の環境などさまざまな要素を複合的に検討する必要があります。気象や地形、環境への影響についてなど新たに学ぶべきことは多く大変ですが、その分理解して自分のものにできたときの喜びは大きいです。さらに知識を増やし、技術士環境部門の資格を取得することが目標です。