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Hitachi

株式会社 日立パワーソリューションズ

個別情報管理による生産管理方法や流通管理方法をめざした、個体管理システムソリューションを提供します。

個体管理システムとは 特許実施許諾サービス 製品受託開発サービス よくあるご質問

食品業界ではHACCP*を遵守し、安全・安心な製品を消費者にお届けするよう努力しているにも係わらず、 いまだに「食の安全・安心」を揺るがす事故や事件などが絶たないのが現状です。
当社では、こうした問題に対処すべく2009年から、消費者が手にする全品検査した製品の個別情報管理による個体管理システムを開発し提供してきました。 また、近年、Industry 4.0*の提唱やIoT*、Big Data*の活用環境が整備されてきたことから、 第4次産業革命とかSociety 5.0*といわれる変革の時代に入ってきました。 このような背景の中で、SCM*においてもさらにきめ細かな生産方式やトレーサビリティが求められるようになり、ますます個別情報管理の重要性が増してきています。
当社ではこれまでに培った経験と技術によって、関連特許実施許諾サービスや、製品受託開発サービスなどのサービス提供をすることにしました。

「SCMにおける個別情報管理のモデル例」

*1
ステルス印字による個体識別IDを読み取って、データセンタ(Big Data*)のトレースデータと照合し、正規販売ルート品であることを確認する。
生産段階で個体識別IDを印字→出荷検品時オーダとひも付け→ステークホルダーが必要に応じて確認
廃棄品は、廃棄時(出庫時)ひも付け→マニフェスト記載(インボイスと同等)→廃棄処分確認
ブランドセンターでは、消費者と同時に正規販売ルートでサンプリング→個別識別IDからデータセンタの個体管理情報確認→ステークホルダーへ報告

文中の*印は、ページ最後に用語説明があります。

時代は個体管理へ

生産段階や流通段階において、これまでのロット管理方式から製品個別管理方式を採用することで、 最終製品が消費者に販売されたあとであっても、必要に応じて最終製品の個別情報を生産段階や流通段階にさかのぼって個別に追跡することができます。 これによって、例えば消費者からの苦情などにも、速やかに対応できるなどさまざまな利点が得られます。

図:解説図

個体管理システムの特徴

時代は、ロット管理から個体管理へと変革しています。特に、IoT*の普及を原動力にして個別情報管理がもたらす生産から流通までの変革に、 生産者、流通、消費者に至るまで、さまざまなシーンでのステークホルダーに、以下のような効果が期待できます。

  1. プロダクトセーフティの実現
    製品個別のクレーム等に対して、個別管理情報で生産品質などの証明ができます。
  2. 生産段階において変種変量生産に対応
    個別情報管理によって、分流、合流生産や設備数の削減も容易に対応できます。
  3. 生産段階や流通段階で不適切な製品混入の排除に対応
    個別情報管理によって、生産段階で出荷不適切品を排除したり、流通段階においても不適切製品の混入や出荷を排除することができます。
  4. たとえば製品クレームがあっても、個別情報にひもづけられたトレース情報などによって、影響範囲を迅速かつ正確に把握することができます。 これによってブランド力への影響の最小化や、対応経費などの最小化に貢献できます。
  5. IoTキーテクノロジーの一機能
    製品の個別見える化が図れることから、グローバルなサプライチェーンを意識した生産管理システムや、流通管理システムが容易に構築できるようになります。

文中の*印は、ページ最後に用語説明があります。

個別情報の印字例

個体管理システムは、以下例のような印字と、その印字内容を各段階で読み取り管理することを基本にしたシステムです。個別情報を対象物に印字した一例を以下に示します。

(1) 材質や形状に影響を受けない印刷の一例

解説図:材質や形状に影響を受けない印刷の一例

*1
個別情報を2次元バーコード(Data Matrix)で個体識別IDとしてDPM*で印刷した例です。容器やパッケージ品、ケースなど 産業用インクジェットプリンタで印刷できるものであれば、印刷対象品を特定するものではありません。
また、個体識別IDの印刷例はわかりやすくするため、UV光照射で可視化させて撮影しております。

(2) 背景色に影響を受けない印刷の一例

解説図:背景色に影響を受けない印刷の一例
ステルスインクで印刷された個別情報を読み取るためには、専門的な技術が必要です。

文中の*印は、ページ最後に用語説明があります。

個体管理システム構成の一例

食品や飲料などロット管理された生産品を最終製品とする生産ラインにおいて、最小システムの機器構成要素の例を以下に示します。

図:システム構成の一例

個体管理システムの主な適用分野と導入目的の一例

表:主な適用分野と導入目的の例

個体管理システム・ソリューション提案の手順

Step0:サービスモデルの選択

お客様のニーズに合わせた個体管理システムをご提供するための選択です。

(1) 技術提供サービスを希望

個体管理をしたいが、自社製品の一部として活用を希望する。
この場合、日本国内で使用する製品に個体管理を適用するとき、適用範囲をご確認のうえ、当社取得済特許(特許登録番号一覧)を参照いただき、 最終ユーザ様にご迷惑をおかけしないように進めることを期待します。

特許実施許諾サービス

(2) 個体管理システム製品受託開発サービスを希望

個体管理システムの提供を希望する場合には、お客様の適用製品と適用範囲に合わせたシステムのご提案をさせていただきます。

製品受託開発サービス

上記記載内容については、予告なく変更する場合がございます。実施検討に際してご不明な点などがございましたら、当社営業までお問合せいただきますようお願い申し上げます。

【用語説明】

HACCP

危害要因分析重要管理点(Hazard Analysis and Critical Control Point)

Industry4.0

ドイツ政府の“High-Tech Strategy 2020 Action Plan”のプロジェクトの1つ。ドイツ製造業の競争力強化のための構想

Society5.0

人類は狩猟社会(Society1.0)から出発し、農耕社会(Society2.0) 、工業社会(Society3.0)、情報社会(Society4.0)の次にくる社会

SCM

供給連鎖管理(Supply Chain Management)

IoT

もののインターネット(Internet of Things)
ものに通信機能をもたせインターネットに接続したり相互通信し、自動認識、自動制御、遠隔計測を行う方式

Big Data

市販されているデータベース管理ツールや従来のデータ処理アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑なデータ集合の集積物を表す用語である。
その技術的な課題には収集、取捨選択、保管、検索、共有、転送、解析、可視化が含まれる。(ウィキペディア フリー百科事典から)

DPM

Direct Part Marking

【参考文献・資料】

  1. 「IoTによるものづくりの変革」 (経済産業省 製造産業局 平成27年4月 資料6-2)
  2. 「第5期科学技術基本計画(答申案)の概要」 (内閣府作成 平成28年1月22日資料より)

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