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Hitachi

自動車産業を支える幅広いエンジニアリング力

社会が自動車に求めているニーズには、環境負荷の軽減を目的としたガソリン車からハイブリッド車(HV)・電気自動車(EV)など電動化自動車への転換や、ボディ軽量化による燃費の向上などがあげられます。当社は、HVやEVに使用される車載用二次電池の製造ラインに関わる設備をはじめ、自動車部品に関わる生産設備やボディの軽量化に貢献する摩擦攪拌接合(FSW)装置、X線や超音波を使った検査装置など、自動車に関わる生産ラインやそれらを構成する設備の提供を通して、自動車産業に貢献しています。

製品ラインアップ

車載用二次電池

車載用二次電池は、環境負荷軽減の目的はもちろんのこと、太陽光や風力発電などの出力調整が難しい再生可能エネルギーの導入拡大によって発生する不安定な電力供給への対策として、電力系統と双方向で充放電を行い、電力需給を調整する役割も期待されています。当社は、1960年代から培ってきたロールプレス設備の技術と自動組立設備での経験を生かし、1990年代から二次電池の製造設備を手掛けています。ラミネート型、円筒型、角型など、あらゆる形状の車載用二次電池に対応が可能です。今後、飛躍的な性能向上が見込まれる全個体リチウムイオン電池量産設備への取り組みも進めています。

自動車部品他

自動車産業において、高い安全性と品質、生産スピードに並行して、より一層のボディの軽量化が求められています。当社は、駆動系から安全関連まで高速、高稼働、高良品質な自動車部品組立製造設備や、疲労強度が高く、材料も溶融しないことから溶接変形(ひずみ)の少ない接合が可能な摩擦攪拌接合(FSW)装置を提供しています。これらは、技術者の経験値に依存する必要がないため、「熟練技術者からの技術伝承が困難」といった課題も解決に導きます。

検査装置

自動車部品および自動車に搭載される電子部品などの、非破壊検査装置を提供しています。

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