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Hitachi

株式会社 日立パワーソリューションズ受託分析サービス一覧

サービスの概要

装置や機器および大規模なプラントでは、溶接施工や機械加工(冷間加工など)による残留応力や使用時の外部応力からストレスがかかり、これと特定の腐食作用によって材料が割れる応力腐食割れが生じることがあります。 これらに対して、各種腐食環境と応力負荷状況を模擬して、応力腐食割れ(SCC:Stress Corrosion Cracking)試験を行い、割れ感受性などの評価を行います。

特長

各種JIS試験および模擬実環境にも対応

さまざまな材料について試験片を製作し、各種JIS試験およびご希望の試験条件(試験液,試験温度,応力)で応力腐食割れ試験を行うことができます。 試験後の外観変化や破面状況を観察・確認することで、試験環境中での応力腐食割れ状況を把握できます。また、経過時間変化を確認して、孔食発生時間・マイクロ割れ発生時間および割れ横断時間を求めることで、割れ感受性などを評価できる試験方法です。

SUS304鋼の試験後の割れ状況
図1 42%塩化マグネシウム応力腐食割れ試験(実施例)

各種JIS試験およびそのほかの試験

  • JIS G 0576 ステンレス鋼の応力腐食割れ試験
  • JIS G 0575 ステンレス鋼の硫酸・硫酸銅腐食試験
  • 模擬環境下におけるUベント試験
  • 模擬環境下における3点および4点曲げ試験
  • JISH3250銅および銅合金の応力腐食割れ

適用分野

  • 高強度炭素鋼
  • オーステナイト系ステンレス鋼
  • フェライト系ステンレス鋼
  • マルテンサイト系ステンレス鋼
  • ニッケル基合金
  • アルミニウム合金・銅・銅合金
  • チタン合金など

事例

  • JIS G 0576 ステンレス鋼の応力腐食割れ試験
  • JIS G 0575 ステンレス鋼の硫酸・硫酸銅腐食試験
  • 中性塩溶液中における残留応力による影響確認試験
  • アルカリ環境での銅および銅合金の影響確認試験

ステンレス鋼の硫酸・硫酸銅腐食試験(下記、評価例)

フェライト系、オーステナイト系ステンレス鋼を沸騰した硫酸・硫酸銅溶液中に浸漬し、試験後の曲げ試験による割れを観察して粒界腐食の有無を確認・評価します。

SUS304鋼
SUS304鋼

SUS316L鋼
SUS316L鋼

SUS304鋼とSUS316L鋼の試験後の粒界腐食状況